haruhi Lab 第1号です。

事務所スタッフが、所長や顧客の前で「最新の AI 動向、わかる人」と思われ続けるための情報を、週1で届けます。SNS の解説や考察は引きません、Anthropic 公式 blog / docs / GitHub release notes のみを参照します。

2026年5月、業務で抑えるべき公式情報を3つ。

(1)Claude と ChatGPT の使い分けに、公式ガイドラインが出ました

議事録要約や問い合わせ返信のような「考える系」のタスクは Sonnet 4.6、経費の科目分類や仕訳判定のような「単機能」のタスクは Haiku 4.5、と公式が使い分けを明示しました。

実務では、同じ業務でも下書き作成は Sonnet、定型処理は Haiku、と切り替えるだけで出力品質が安定します。所長から「先月と粒度が違う」「文体がバラバラ」と指摘されにくくなる、地味だが効く話です。

(2)所長承認なしで使える業務テンプレ標準が、6月以降に広がります

Anthropic 公式が「Agent Skills」という業務テンプレの標準を整理しました。Cursor / Codex / OpenCode など30以上のツールで動く共通フォーマットです。

つまり、事務所スタッフが個人で「議事録要約」や「支払催促メール」のテンプレを購入して、所長承認なしに自分の業務に組み込めるようになります。Word マクロを自作する時代から、規格化されたテンプレを買って即使う時代に変わります。

来月から、海外で先行している実務テンプレを日本語化したものが、いくつかのマーケットで購入できるようになる見込みです。

(3)プロンプトを「長く詳しく」書くほど、課金が下がる仕組みが明示されました

5月の docs 更新で、Prompt Caching の最小サイズ要件が明示されました。共通の前提(社内用語の説明、業界知識、書式ルール等)を一定以上の長さで書いておくと、Claude 側がキャッシュして繰り返し利用時の課金を半分以下にしてくれます。

「短いプロンプトの方が安い」が逆転して、「長い共通プロンプトの方が安い」設計になります。事務所内で複数業務を1つの共通プロンプト+業務別追加指示で組むと、月¥1,000程度の API 課金を継続的に節約できます。事務所スタッフが自分でプロンプトを整備すると、所長から「経費削減もできるんですね」と評価される可能性があります。

来週の予告

来週の配信では、上記(2)の Agent Skills を踏まえて、事務所スタッフが今すぐ使える業務テンプレ3本(議事録要約・支払催促メール・顧客質問への一次回答下書き)を、実装手順と業界別実例つきでお届けします。

このメールが「先月の自分より少しだけ強くなった」と感じる材料になれば嬉しいです。お知り合いの事務所スタッフ・経理担当の方にも転送いただけると、haruhi Lab はもっと届きます。

haruhi(haruhi Lab 編集者)
lab.haruhi-lab.com

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